本がある日日

本は好きだが読書が苦手な男の読書ブログ。時々映画もあるよ。

ぜんぶ、すてれば(中野善壽)

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正直で裏表なく、強い自己を持って豪快に生きたビジネスマンのエッセンスが詰まった一冊。

「すてる」というキーワードはいつも興味があるが、モノだけに限らずそれは生き方に対しても。
どういう考えなのか興味があって読んでみた。
(ネタバレあり)

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日日是好日ー「お茶」が教えてくれた15のしあわせ(森下典子)

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日日是好日」(にちにちこれこうじつ)とは「今日が良い日でありますように」という意味ではなく「どんな日であっても、毎日が良い日」という意味。

お茶とは、ありふれた日常を感覚次第で違う見方が見ることができるもののようだった。

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神様のカルテ(夏川草介)

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2010年の本屋大賞第2位作品。

タイトルは知っていたが、図書館でなんとなく手に取ってみた。著者が夏目漱石を敬愛しているということもあり興味もあった。

忙しい地方医療の現場が舞台だが、家族や友人、患者さんなどの関係がとても優しく温かい空気が漂う。
しかし、人生の選択のことや生と死を考えさせられることなど大切なメッセージが込められている。
(一部ネタバレがあります)

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命売ります(三島由紀夫)

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三島由紀夫の本を読むのは2冊目。

刺激の強いタイトルだが、まったく内容は知らないまま読んでみた。

シリアスな思想哲学的な内容なのかと思っていたが、本当に「自らの命を売り出す」という奇妙でかつ軽妙な展開で意外な読みやすさで面白かった。
(一部ネタバレあり)

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お探し物は図書室まで(青山美智子)

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うーーん、良い本だった。

今年になってから小説をいろいろ読んで来たが、何なんだ?スラスラ読めるのに内容がしっかりとしていて読み応えがあり面白かった。

とあるコミュニティ施設の図書室の司書を中心に広がる5つ短編集。それぞれの話の主人公は、それぞれに抱えている悩みを何かをきっかけにして入った図書室の司書に勧められる本によって仕事や社会について考えさせられる。
(以下ネタバレ少しあります)

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