本がある日日

本は好きだが読書が苦手な男の読書ブログ。時々映画もあるよ。

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

猫のお告げは樹の下で(青山美智子)

ある神社に背中や顔は黒く額から山を描くように首の下をたどっておなかまで白いハチワレ猫が現れる。そしてお尻には星のマークがついている。神社にはタラヨウの樹があり、このタラヨウの葉はハガキの木とも言われ、ひっかくと文字がかける葉っぱだ。この猫…

コロナの暗号(村上和雄)

新型コロナ、自然災害、環境問題、平和と戦争など、遺伝子研究で有名な村上和雄さんの最新刊。ただし、残念ながら村上さんは今年4月に亡くなられたので本書が遺作となった。コロナだけでなく人類は今後どう生きていけばいいのかを提言されている。

小さな声、光る棚(辻山良雄)

荻窪にある新刊書店「本屋Title」の店主が書いたエッセイ。 「本屋Title」は2016年に開店。以前にも読んだ辻山氏の本は開店までと開店直後までの内容だったが、この本はそれ以降のお話。本屋ならではの出来事、また新刊書店ならではの現象などなにげない日常…

映画「キネマの神様」

山田洋二監督の原田マハ原作の同タイトルの映画化作品。 主人公の丸山ゴウ(郷直)役は現代パートで沢田研二、過去パートでは菅田将暉のW主演。本来は丸山ゴウの役は故志村けんさんが行う予定だったが、残念ながら撮影途中で新型コロナで亡くなってしまった。…