本がある日日

本は好きだが読書が苦手な男の読書ブログ。時々映画もあるよ。

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

40代のオッサンが初めて【星の王子さま】を読む!

あまりに有名な童話サン=テグジュペリの「星の王子さま」恥ずかしながら生まれてこの方一度も読んだことがありませんでした。 かつて、書店で働いていた時は児童書の中で「モモ」「果てしない物語」と並ぶ岩波書店の定番だったことを未だに覚えているくらい…

勉強はやりたい時からいつでもできる!【勉強が死ぬほど面白くなる独学の教科書・中田敦彦】

なんだ、大人の為の勉強の本か〜と思うタイトルですが、まぁ正解です。 ただし、著者は何故か?(失礼)お笑い芸人でもある中田敦彦氏(オリエンタルラジオ)なのです。 昨年末に夏目漱石の「こころ」を読んでいた頃だったか、YouTubeで中田氏が動画で解説し…

観終わった後もジワジワとくる余韻【フォードvsフェラーリ】(映画)

今年初めての劇場映画はこの作品「フォードvsフェラーリ」ズバリ面白かった! フォードから依頼を受けた元レーシングドライバーでカーデザイナーのキャロル・シェルビー(マット・デイモン)とイギリス人レーサーのケン・マイルズ(クリスチャン・ベイル)が…

【小説ブッダ ーいにしえの道、白い雲ー】ティク・ナット・ハン著

今年の正月に「手塚治虫のブッダ」を読み、もう少しきちんと書かれたブッダの生涯が書かれた本は無いのかと思い探していたところ、この本を見をつけたのですが、なんとも分厚い! 本文は416ページ、しかも文字が小さい。こんなボリュームの長編、読書が苦手…

熟読の呪縛から自由になる(遅読家のための読書術)

「遅読家」?初めて目にした言葉ですが、なんだか自分のことのように思えて手に取りました。本を読みたいけどついつい後回しになって「積ん読」(つんどく)になる人の特徴とその解消法が書かれています。

ゴータマ・ブッダの思想の基本がわかる解説本。(中村元の仏教入門)

前回の「ブッダ入門」に引き続き、中村元氏の本を読みました。同じく講演録となっています。この本の核であろう部分では、さすが中村先生、解説が今まで読んだ本とは違う深さがあり思わず唸ってしまう箇所が多々あり、ハウツー本的な仏教の本とは違う面白さ…

ブッダとはどんな人だったのか?時、場所、民族などから見えてくる姿。(ブッダ入門・中村元)

前回の手塚治虫のブッダに引き続き、改めてブッダという人について学んでみたいと思いこちらの本を読んでみました。 中村元さんは日本では有名な仏教学者です。(1999年没)名前は存じていましたが、この度初めて著書を読んでみました。

ブッダという人間そのものを描いた漫画(ブッダ・手塚治虫)

言わずと知れた手塚治虫が描いた仏教の開祖「ブッダ」(釈迦、釈尊、ゴータマシッダルタ)の生涯。 この作品の中でブッダの教えを学ぼうとするには物足りないと思います。手塚治虫自身もおっしゃっていますが、仏教の教えよりもブッダという人間そのものを描…

シンプルだけど秀逸なタイトルだと思う(夏目漱石・こころ)

なぜ今、夏目漱石の「こころ」か?というか、僕はいまだかつて夏目漱石の本をまともに読んだ記憶が無い。せいぜい学校の教科書に載っていたとかで何かの作品を読んだ程度で、恥ずかしながら本として読んだのはこれが初めてです。 「こゝろ」というタイトル。…

釈徹宗&笑い飯・哲夫の対談本 (みんな忙しすぎませんかね?しんどい時は仏教で考える。)

浄土真宗の僧侶であり大学教授でもある釈徹宗氏と、お笑い芸人の笑い飯・哲夫氏(以下哲夫氏)の往復書簡形式の対談です。