本がある日日

本は好きだが読書が苦手な男の読書ブログ。時々映画もあるよ。

本(仏教)

なぜこんなに生きにくいのか(南直哉)

前回南直哉(みなみじきさい)氏の本を読んで鋭い切り口に感銘を受けた。余韻が残っていたところ、図書館で出会ったこの本を借りて読んでみた。 もとは平成20年に出版。平成23年に文庫化されたものだ。見るからにネガティブなタイトルだが、内容は素晴らしか…

禅僧が教える心がラクになる生き方(南直哉)

永平寺で修行の後、現在は青森県の恐山の院代(副住職)という経歴をお持ちの禅僧、南直哉(みなみじきさい)氏が書かれた本。 古本屋で手に取ってみたが、タイトルからしてライトな仏教書と思って見たら予想外に書かれていることが鋭いというか、視点がなに…

人生を整える禅的考え方(桝野俊明)

禅に関する本を立て続けに読んでいますが、今回もおなじみ曹洞宗建功寺の住職桝野俊明さんの禅の本です。今回は禅の歴史や基本的なことなどを俯瞰的に禅を見ていくという内容になっていて著者の桝野さんにとっても専門書以外では初めての試みだそうです。

「よむ・みる・すわる はじめての禅宗入門」(村越英裕)

臨済宗妙心寺の龍雲寺住職であられる村越英裕さんの禅の入門書です。 今は絶版(品切れ?)になっているようですが、図書館で見つけたので借りて読んでみました。

マンガで実用 使える禅(桝野俊明)

曹洞宗のお寺の住職である桝野俊明さんの著書ですが、「マンガで実用」とタイトルにある通り、マンガで禅をわかりやすく書かれています。(マンガは夏江まみさん)

【小説ブッダ ーいにしえの道、白い雲ー】ティク・ナット・ハン著

今年の正月に「手塚治虫のブッダ」を読み、もう少しきちんと書かれたブッダの生涯が書かれた本は無いのかと思い探していたところ、この本を見をつけたのですが、なんとも分厚い! 本文は416ページ、しかも文字が小さい。こんなボリュームの長編、読書が苦手…

ゴータマ・ブッダの思想の基本がわかる解説本。(中村元の仏教入門)

前回の「ブッダ入門」に引き続き、中村元氏の本を読みました。同じく講演録となっています。この本の核であろう部分では、さすが中村先生、解説が今まで読んだ本とは違う深さがあり思わず唸ってしまう箇所が多々あり、ハウツー本的な仏教の本とは違う面白さ…

ブッダとはどんな人だったのか?時、場所、民族などから見えてくる姿。(ブッダ入門・中村元)

前回の手塚治虫のブッダに引き続き、改めてブッダという人について学んでみたいと思いこちらの本を読んでみました。 中村元さんは日本では有名な仏教学者です。(1999年没)名前は存じていましたが、この度初めて著書を読んでみました。

ブッダという人間そのものを描いた漫画(ブッダ・手塚治虫)

言わずと知れた手塚治虫が描いた仏教の開祖「ブッダ」(釈迦、釈尊、ゴータマシッダルタ)の生涯。 この作品の中でブッダの教えを学ぼうとするには物足りないと思います。手塚治虫自身もおっしゃっていますが、仏教の教えよりもブッダという人間そのものを描…

釈徹宗&笑い飯・哲夫の対談本 (みんな忙しすぎませんかね?しんどい時は仏教で考える。)

浄土真宗の僧侶であり大学教授でもある釈徹宗氏と、お笑い芸人の笑い飯・哲夫氏(以下哲夫氏)の往復書簡形式の対談です。

「維摩経」をできるだけシンプルにまとめました

日本の仏教のお経といえば般若心経や法華経などが有名ですが、この「維摩経」(ゆいまきょう)は今一つ人気はありません。しかし、仏教伝来間もない頃から広く親しまれ、聖徳太子が著した「三経義疏」の中の一つでもある立派な経典なのです。内容は戯曲のよ…

仏教は自己の点検から始まる (いきなりはじめる仏教生活)

ライトな仏教書は本屋さんにたくさん並んでいますよね。確かに手に取りやすく、読みやすい。でも、何冊か読んでいるとなんだか同じように思えてきて自分の成長の無さを実感したり・・・(汗)専門的な本もいいのですが、この本は仏教、宗教とはなんぞや?と…