本がある日日

本は好きだが読書が苦手な男の読書ブログ。時々映画もあるよ。

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

幸福書房の四十年 ピカピカの本屋じゃなくちゃ!(岩楯幸雄)

1977年開業、2018年に閉店した東京のまちの本屋、幸福書房の店主のエッセイ。

めんどくさい本屋(竹田信弥)

東京赤坂にある選書専門書店「双子のライオン堂」店主によるエッセイ。 学生時代にネット書店を初め、その後就職。文学好きな店主は本との出会いはリアル店舗にあると感じ、リアル書店を開店させる。 コンセプトは「100年残る本と本屋」無理しない、マイナス…

心の有り様を感じる(生きがいについて・神谷美恵子)

昔は「やりがい」ということは気にしたことがあったが、「生きがい」ということには真剣に考えたことが無かった。先日読んだ本あたりから、今一度「生きがい」とは?と思うようになり、ふと「神谷美恵子」の名前を目にし、過去の記憶がよみがえり、この「生…

食堂かたつむり(小川糸)

小川糸さんはよく見かける名前だけどどの本も読んだことは無かった。数カ月前に古本屋で購入したが積ん読になったままだったがようやく読むことに。スラスラと読みやすくテンポよく進む文章。だけど後半は・・・

【番外編・本屋さん訪問】「本・ひとしずく」(愛知県瀬戸市)

今月5/2に愛知県瀬戸市にオープンしたばかりの、個人(独立系?)書店「ひとしずく」さんに行ってきました。 築100年を超える古民家を改装してできた本屋さん。新刊と古本と両方扱っていて、雑貨などもありました。

「仕事なんか生きがいにするな」(泉谷閑示)

この類の本はしばらく読むまいと思っていたが、図書館で手に取ってしまいついつい借りて読んでみた。著者は精神科医である。 「生きがい」という言葉なんと抽象的な言葉なんだろう。「生きがい」が無い、欲しいなどという言葉が流行ってからずいぶん久しいら…

梟のシエスタ(伊予原新)

伊予原さんの「月まで三キロ」が面白かったのでこちらも読んでみた。予備知識無しで読んだが思いのほか理系の内容ではなく、舞台は大学の学長選。准教授の後任として突如やってきたフクロウこと袋井は、夜型人間で仕事明けの朝?から大学で酒を飲むという怪…

終末のフール(伊坂幸太郎)

舞台は仙台のヒルズタウンという団地。 「8年後、地球に小惑星が衝突して滅亡する」と予告されてから5年が経った。「残り3年」という今、人々は何を考えて生きているのか・・・