めんどくさい本屋(竹田信弥)
東京赤坂にある選書専門書店「双子のライオン堂」店主によるエッセイ。
学生時代にネット書店を初め、その後就職。
文学好きな店主は本との出会いはリアル店舗にあると感じ、リアル書店を開店させる。
コンセプトは「100年残る本と本屋」
無理しない、マイナスを出さない、本屋だけの売上に頼らない・・・
読書会などのお客さんとのコミュニケーション、本の出版、ラジオ出演など幅広い活動をしつつ、副業としてのバイトも続けるという持続可能?なスタイルは大変だなあと思うとともにこういうスタイルも有りだなと感じた。
表紙を開いたところにこう書かれている。
本屋をやるのは、誰のため?自分のため?本のため?
答えは出ない。でも、もし100年後に本屋という場所そのものがなくなってしまっているかもしれないのなら、どんな手段を使ってでも、ぼくのは自分の本屋を生き残らせる。