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本は好きだが読書が苦手な男の読書ブログ。時々映画もあるよ。

勉強はやりたい時からいつでもできる!【勉強が死ぬほど面白くなる独学の教科書・中田敦彦】

なんだ、大人の為の勉強の本か〜と思うタイトルですが、まぁ正解です。

ただし、著者は何故か?(失礼)お笑い芸人でもある中田敦彦氏(オリエンタルラジオ)なのです。

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昨年末に夏目漱石の「こころ」を読んでいた頃だったか、YouTubeで中田氏が動画で解説しているのを見ていたので気になって手に取ってみたら、これは今の自分にぴったりな勉強するためのガイドブックだ!と。

 大人のための勉強といってもいろいろありますが、仕事の為に資格を取ったりするのも勉強ですが、僕の場合はやっぱり教養が乏しいので詳しくなりたいと思っていてもなかなか何も手つかずで今まで生きてきた訳です。

昨年後半になにか読書というか知識を得ることに本気になってきていたところこの本は、題材が自分にピッタリな感じがしましたので珍しく衝動買いをしてしまいました(笑)

とにかく著者は「勉強はむちゃくちゃ面白い!」と断言するのです。

「勉強がつまらない人はほんの少し勉強のやり方を変えれば勉強が“最高”のエンターテインメントに変わる」と。

そんな中田敦彦氏のYouTube大学はこちら


彼の配信する教育系YouTubeに対する意気込みや信念にはじまり、「中田敦彦式独学勉強法6つのルール」が書かれています。

1.「読書」の目的を明確化する

2.情報収集は「1冊の本」を軸にする

3.本で読んだ知識を「体感」してみる

4.「誰かに話すこと」を前提に本を読む

5.「テレビ番組」を学びのツールにしない

6.「歴史」を軸に、その分野の横軸に、その分野を横展開で学ぶ

 具体的にはどのような気持ちで読書するか、勉強するか思考方法が書かれていて勉強になります。
読むだけでワクワクしますよね。
って実際に実行していることもありますが、少しずつ取り入れてやっています。そうすることで楽しんで学べますからね。

この本で紹介されているジャンルは日本史、世界史、文学、政治経済、英語。
(特別対談でムンディ先生、ヨビノリたくみ先生との対談も収録されています)

例えば歴史なら、「なんで?を掘り下げる」「世界史→日本史での順に学ぶと面白くなる「推しメンを作る」「人物にキャッチコピーをつける」など。

文学なら「最初の一行と最後の一行に注目する」「幼少の育ち方と死に方に作家のすべてが表れる」など読む視点が変わる方法など書かれています。

英語はあんまり興味無いんですけど、歴史はしょっちゅう勉強したいなぁと思っていますし、文学もはっきりいって学生(子供)の頃に読んで無いので恥ずかしながら知らない作品ばっかりなんですよね。政治経済も今のニュースは割と情報を得て考えたりしてますが、これまた知らないことばかり・・・

若い時に勉強していて、ベースができていれば人生変わってたかもな〜なんて思います。 (汗)大人になってからだと時間も気力も必要ですしね。

しかし、人間は「今が一番若い」ですからね。
いつからでも勉強は始められます。
しかもやり方次第でお金もそんなにかかりません。
(本は新品も買いますが遊ぶ事を考えれば安いもんです。さらに図書館や古本も利用していますし)

何をどのように勉強すればいいのかわからないっていう人におススメの一冊です。

 

勉強が死ぬほど面白くなる独学の教科書

勉強が死ぬほど面白くなる独学の教科書