本がある日日

本は好きだが読書が苦手な男の読書ブログ。時々映画もあるよ。

2度目の「フォードvsフェラーリ」感想

今年初めに公開された映画「フォードvsフェラーリ
これは面白そうと思い、公開中に劇場で観てかなり興奮したのを覚えている。
そしてDVD&ブルーレイ化したので、レンタルで2度目の鑑賞をした感想を。

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 一度目観たときの記事↓ 


ブログにも書いたが、劇場で観たときは面白かった。余韻も残った。普段の生活でもついついアクセル踏んじゃう感じだった(危険)

さて、あの興奮をもう一度!というわけで家でDVDを鑑賞。
改めてストーリーの良さ、序盤から最後まで流れが良いと感心。

ちょいとクセのあるケン・マイルズ役のクリスチャン・ベールはやっぱり最高の役だった。少し落ちこぼれたようなダメさの演技と天才レーサーの顔。
信頼できる同志マット・デイモン、ちょっと厳しいが夫思いのマイルズの妻役カトリーナ・バルフなど非常に良い役者揃い。
そして、大きな脇役のケン・マイルズの息子との絆の物語でもあったと思う。

一回目の時も良い言葉だと思ったが、今回も再び名言だなと思った言葉が、シェルビーがフォードの新車発表会のスピーチの時に言った「父に言われました。したいことを仕事にできるヤツはラッキーだ。働いている気持ちにならずに人生を過ごせるからと」
ドキッとする言葉。僕は実現できていないが、夢でもあるから。

面白く解り易いストーリーと緊迫のレースシーンで2時間30分があっという間だった。
レースのラスト、映画のラストを観てホントにあらためて実話なのかと驚く。
改めて歴史に残るカーレース映画だと思う。


最後に、残念なのは当然とも言えるが家で見るとやはり迫力不足だったということ。
劇場(映画館)で観たスクリーン+音響の迫力には及ばずという感じだったが、これは観る環境は個人で違うのでなんとでもなるかもしれないが。