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本は好きだが読書が苦手な男の読書ブログ。時々映画もあるよ。

映画「天気の子」の感想

大ヒットアニメ映画「君の名は。」の新海誠監督の新しい映画「天気の子」をDVDで観た。

そもそもこのアニメの対象年齢はどれくらいを想定しているのだろうかと思ったが、10代の若者が主人公だからティーンエイジャーは当然ターゲットだろうけど、20代、30代でも問題なく、僕みたいなミドルなおっさんが見るとどうなのかと。

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 前作「君の名は。」はかなり人よりも遅れて観たが、僕みたいなおっさんが観ても「なるほどさすがに面白かった」という感想だった。

今回の「天気の子」はまったく予備知識無しで観た。感想の噂程度は聞いていたが。

前作どおり美しい映像は家庭のテレビで見てもかなり伝わってくる。かなり細かい描写も多かったし、制作が大変そうだなと思うシーンも多々あり。
僕がカメラをやるせいか、絶妙なカッコイイ構図、アングルや視点も数えきれないほどあった。
これらの映像だけでも観る価値はあると思えた。

ストーリーは本当に存在しそうな登場人物やまさに現代のIT社会がふんだんに表現されているリアリティあふれる設定で、かつ「晴れ女」というファンタジーの絶妙な融合がなんとも面白い。

トータルのストーリーはファンタジー+恋愛で、僕みたいなおっさんとしてはそれほど感動するものでは無いが飽きさせないストーリーで素直に面白かったと思う。

そもそも晴れ女の能力ということで言い換えれば超能力者であり、そこに雑誌「ムー」を絡めているのは笑ってしまった。

それにしてもこの映画はムーにしても、マクドナルドやYAHOOなど、こんなんいいのか?昔はこんな映画無かったよな~と思った。(勿論許可もらってるんだろうけど)

本当に映像は美しかった。
また次回作も期待したいと思う。

PS.最後の東京、あんなになったら機能しないところが多く出て、都外へ移管したり移住して人口減ってると思う。

 

「天気の子」DVDスタンダード・エディション

「天気の子」DVDスタンダード・エディション

  • 発売日: 2020/05/27
  • メディア: DVD