AKIRA原作を32年を経て読む
数日前に「映画AKIRA」を32年ぶりに観た記事を書きました。
そこにも書きましたが、ようやく、ようやく今になって原作コミックを読む運びとなりました。
ジャンプぐらいの大きさのワイド版サイズで、厚さが6冊(巻)ということでたいへんボリューミー。
読んでみてこの時代にこのサイズで発売していたというのは作者の意図なんだろうけどこれで発売した甲斐はあったと思います。AKIRAはこの大きさで読むから迫力が伝わるんだと思います。現在読んでもなお。
さて、内容ですがやはり映画と全然違います!!
実質映画は2巻ぐらいまでで、映画には出てこない登場人物も多くいますし、逆になんであの内容で映画にしたのかも疑問になりました。
映画版ではアキラ存在がちょっと薄い気がするんですよね。どちらかというと鉄雄が主人公のような・・・
内容のスケールが大きくてまるで映画を観ているようなストーリーと描写は素晴らしいです。しかし、一般的には絶賛されている作品ですが個人的に4巻以降は少しストーリーが単調な気がしてダルい感じがしました。絵は凄いですが。
完全版としてアニメ映画化しても人気を博すのではないかと思います。
映画を気に入った人は読んで損はないと思います。
それにしても「2020年にオリンピックを開催予定の日本に災いが起きる」という設定はまさに予言のようで恐ろしいですね。
ただ、全部読んで思ったのは、やっぱりあんまりSFは好きじゃないなと改めて感じました(汗)