本がある日日

本は好きだが読書が苦手な男の読書ブログ。時々映画もあるよ。

2021-01-01から1年間の記事一覧

イン・ザ・プール(奥田英明)

なにも考えたくないときに読むのにちょうど良い(笑)奇妙でおかしな?心の病をかかえた人たちが辿り着いた先は、総合病院の地下にある精神科だった。しかし、奇妙なのは患者だけではなくそこの精神科医と看護婦(看護師)もだった。

Fukushima 50(映画)

震災から10年の今年、地上波で放送されたので鑑賞。東北の震災、原発爆発はもちろん記憶にあるが細かなことは記憶になかった。 一応事実を基に制作されたとあるが、脚色はある程度あると思って観てみた。

ガソリン生活(伊坂幸太郎)

伊坂幸太郎の本2冊目。 車が主人公という不思議な小説。

「二百十日」「野分」(夏目漱石)

久しぶりに夏目漱石作品を読んだ。少しマイナーな部類の本だ。 夏目漱石の本は「こころ」しか読んだことがない。今の僕には古い単語や難しい単語が多く、読み進むのに時間がかかる本だったが、読み終わってみれば「二百十日」は阿蘇山旅行にいく二人の男性の…

想像ラジオ(いとうせいこう)

どんなタイミングなのか。この本を読み始めたのが2021年2月13日。この日の午後11時08分頃に福島県、宮城県で大きな地震があった。多くの方が一度に亡くなった2011年の東日本大震災から10年経ったいま・・・

燃えよ剣(司馬遼太郎)

読み終わるのに約2週間かかったが、その期間、土方歳三と過ごしたような気分になった。これもゆっくり読む醍醐味だろうか。 読んでいる最中に、NHK大河ドラマ「新選組!」(三谷幸喜脚本、2006年)のテーマ曲が頭の中に何度も流れた。それもそのはずで僕が…

アイデアの接着剤(水野学)

アイデアを生み出すのではなく、アイデアのかけらとかけらを拾い集め、ぴったりあうものをくっつけること。 アートディレクターである著者の水野学さんが冒頭で書かれている言葉だ。 アートディレクターとは、デザイナーとクライアントの間に立ち、企画やア…

「博士の愛した数式」(小川洋子)

これは純文学なのだろうか。 僕の人生の中で、仕事としてそこそこ長い間本に携わっていた時期があったにもかかわらず純文学が何なのかわからない自分が少し情けないが、おそらくこの作品はそうなのだろうと思った。

ヤクザの熱血学園ドラマ「任侠学園」

以前この任侠シリーズの“出版社編”の「任侠書房」を読んで意外と面白く、続編のこの「任侠学園」を買ったもののそのまま“積読”になっていたが、ようやく読んだ。

「カラフル」(森絵都)

珍しく小説が読みたくなった。 いつものことながら本屋をフラフラしているとこの本が目に付いたので買ってみた。実はこの本は昔から知っていたが、今まで読もうとすら思ったことは無かったんだけどふと気になった。

コンビニ人間(村田沙耶香)

2016年に芥川賞を受賞した「コンビニ人間」。著者自身がコンビニで働いているということで話題になっていたことは覚えているがそれ以外は全く予備知識無しで読んだ。

人生を整える禅的考え方(桝野俊明)

禅に関する本を立て続けに読んでいますが、今回もおなじみ曹洞宗建功寺の住職桝野俊明さんの禅の本です。今回は禅の歴史や基本的なことなどを俯瞰的に禅を見ていくという内容になっていて著者の桝野さんにとっても専門書以外では初めての試みだそうです。

「よむ・みる・すわる はじめての禅宗入門」(村越英裕)

臨済宗妙心寺の龍雲寺住職であられる村越英裕さんの禅の入門書です。 今は絶版(品切れ?)になっているようですが、図書館で見つけたので借りて読んでみました。

マンガで実用 使える禅(桝野俊明)

曹洞宗のお寺の住職である桝野俊明さんの著書ですが、「マンガで実用」とタイトルにある通り、マンガで禅をわかりやすく書かれています。(マンガは夏江まみさん)

スマホ脳(アンデュ・ハンセン著、久山葉子訳)

共感できる人は多そうだ。ついついスマホを見てしまうのには訳があった。 年末に本屋で新潮新書「スマホ脳」(アンデュ・ハンセン著、久山葉子訳)が面白そうだったのでつい買ってしまった。